【ベランダ菜園】土をリサイクルして再利用!

園芸日記
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みなさんこんにちは!ぞうままです。

家庭菜園や観葉植物を植えていると、育て終わったときの土ってどうすればいいか気になりますよね。

基本的には、一回使った土は廃棄したほうがいいそうです

廃棄するとしても、庭にまける広いおうちだったらいいのですが、ぞうままのように、狭いマンションのベランダの一角で小さく育てていますという方も多いのではないでしょうか?

 

廃棄する場合は

✅お住いの自治体に回収を依頼する。

✅土を購入したお店で引き取ってもらう。

✅ホームセンターの土回収サービスを利用する。

✅不用品回収業者に依頼する。

(参照:不良品回収の窓口 https://fuyouhin.support/column/025/

といろいろな方法があります。

 

 

でも、廃棄の連絡するのも面倒だし、そもそも土がもったいないわ💦

ぞうまま
ぞうまま

土を廃棄しなくても復活させる方法があるみたいですよ!

ということで、今回はぞうままのような初心者でもできる、土を復活させる方法をご紹介します!

(ちなみに、ぞうままの住む地域では、農薬の回収は禁止されていますが、廃棄する土は少量なら袋に入れて「普通ごみ」に出すことができます。)

 

どうして土は1回しか使えないの?

まずは、なぜ一度園芸で使用した土は使えないのでしょうか?

植物の根っこなどの不純物が残っている。

新たに植物を育てるときに、余分な根っこ等が残っていたら、次の植物が成長するための妨げになります。

害虫や病原菌などが存在している場合がある。

例えば、前回植えていた植物が病気でダメになってしまい、またその土を使おうとすると、次の植物もその病気にかかってしまう場合があります。

また、コガネムシなどの害虫がひそんでいた場合は、根っこがやられてしまう可能性があります。

水はけが悪い土ができてしまっている可能性が高い。

新品の土はとてもふかふかしていて、植物を育てるには最適な状態なのですが、土が固まってしまうなどの理由で、水はけが悪い土になっている可能性が高いです。根腐れの原因にもなりますから、やはり良くないのでしょう。

土の養分が不足している。

新しい土、特に培養土で育てられる方が多いと思いますが、一度植物を育てたら、その養分が不足してしまい、次に育てる植物が健全に育とうと思うと難しい可能性があります。

 

ぞうまま
ぞうまま

目で見るだけでは同じ土なのに、古い土には見えないいろいろな問題があるのですね。。

 

それでは、次の植物にも使えるように、不純物を取り、殺菌して、土を再生していきましょう!

 

 

土を再生してリサイクルをしましょう!

簡単にするには殺虫剤を使う方法もあるようですが、良い微生物も殺してしまう可能性やあまり体にも良くないので、今回は、不純物を取り除き、黒いごみ袋に入れて殺菌して再生させる方法を行います!

準備物

✅古い土

✅土を受けるシート

✅園芸用のふるい

✅スコップ(東日本では「シャベル」と呼ばれていますが、今回はスコップと呼びます。)

✅黒いごみ袋(45ℓ入るくらいがいいでしょう

✅じょうろなどに入れた水またはお湯

✅古い土を再生するリサイクル材(後日使います

一日目にすること

土の再生には時間がかかります。

ということは、一日目で、古い土を再生するリサイクル材は使わないことが多いので、まずはこちらを用意します。

 

〇古い土

〇園芸用のふるい

〇スコップ

〇黒いごみ袋

〇じょうろなどに入れた水

 

園芸用のふるいは、直径30cmのものを購入してきました。直径10cmほど小さいものもありますが、処理できる量が少ないのでこの大きさがいいでしょう!1000円以内で購入できます。

ふるいの中には網が3種類入っています。

荒目、中目、細目とありますが、細かめですと、なかなか土がふるいにかからないので、荒目か中目を使うといいでしょう。ぞうままは中目を使いました。

 

また、ふるいのしたに敷いている園芸用の四隅をスナップボタンで留めるとトレーみたいにできるものがありますので、こちらも植え付けや土づくりなどに便利です!

土をひたすらふるう

今回こちらの土を用意。

 

スコップでふるいに古い土を入れて、ひたすらふるいましょう。

(両手でふるいを持って、体を揺らしながらふるったら、体幹に効いてダイエットできるとかできないとか💦)

 

根がびっしりですので、ほぐしながらふるいます。

そうすると、古い根っこが残ります。

また、土のかたまりもふるいに残りますので、そういうのは破棄しましょう。

石ころなども残りますが、それらはふるった後の土と一緒にしておきましょう

 

余分な根などが取り除かれました。

 

プランターなどに、鉢底石を敷かれている場合は、別にして、さっと洗って乾かして再利用します

 

 

ふるい終わった土は黒いごみ袋に入れ、水をまく

ふるい終わった土は黒いごみ袋に入れます。その後に、土に水またはお湯をまんべんなくかけていきましょう。

土を蒸していくので、水は多めがいいです。

水またはお湯をかけたら、土にまんべんなく水分がいきわたるように混ぜていきます。

お湯をかける方法が一般的ですが、暑くて危ないので、水でも大丈夫です。

今回30ℓの小さめの黒いごみ袋を購入しました。

ごみ袋にパンパンに古い土を入れるよりは、袋の1/3までにすると女性でしたら、扱いやすいです。

 

その後、密閉するような感じで袋を縛り、ベランダなどの室外に放置します。

室外に古い土を置いて、太陽光を使って土を蒸していきます。

害虫の卵や病原菌などは地熱60℃で死滅すると言われています

地熱が一番高いのはアスファルトの上ですが、集合住宅の場合は、直射日光が当たるベランダに置くといいでしょう。

 

その後、1、2日に一回の割合で、土の入った袋を裏返しにし、まんべんなく土に熱が入るようにします。

9月に熱が入るようにしましたが、台風などにより雨の日が多かったので20日くらい置きました。

 

 

熱処理が終わってからすること

ごみ袋から土を出し、乾燥させる

炎天下で蒸らした土は殺菌できているかと思いますので、土をシートに移し、乾かしましょう。

表面が乾いてきたら次の作業です!

秋ごろですと、1~2日で乾燥できます。

 

乾燥させたら、リサイクル材を入れて混ぜる

乾いた土にリサイクル材を混ぜていきましょう。

 

今回はホームセンターでこちらを購入しましたが、リサイクル材はいろいろあるので、検討されてみてはいかがでしょうか?

 

Q.なぜリサイクル材がいるの?

A.殺菌して乾かしただけでは、土の中の水素イオン濃度を測る土壌酸度(どじょうさんど)が酸性によっている可能性があります。植物は弱酸性から中性の土壌を好むので、リサイクル材を使って調整していきます。また、壌の肥料も不足しているので、それを補っていきます

(ちなみに、今回ぞうままが購入したリサイクル材には肥料系は入っていないようです必要があれば『元肥』を購入しましょう。)

 

リサイクル材は土に見えますが、土は入ってません。

こちらを入れて混ぜていくのですが、今回購入したものは古い土に対して、リサイクル材が1割です。厳密に計る必要はないですが、目安として書かれているのでその通りにしていきます。

 

元肥もこの時点で入れていきます!

 

今回元肥に関しても近くのホームセンターで購入しましたが、インターネットでもいろいろ種類があります。

元肥

 

混ぜ終わったら、この時点で土は使えます!

ふかふかのいい土ができました!

まとめ

今回は、古い土のリサイクル方法を実体験に基づいてご紹介しました!

ちょっと時間がかかり原始的な方法も入っていますが、土にとってもこの方法が一番いいようですね!

 

また秋からもいろいろ植物を植えてみたいと思っていますので、その時にこの土を登場させていきますので、またレポートさせていただきます!

 

土をよみがえらせて、楽しい園芸ライフを!

 

 

皆様の応援が励みになります!ありがとうございます!

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